「エッセンシャル思考」を買おうか迷ってるけど、実際に読んだ人の感想とか聞きたいな。どんな人が読むべきなんだろう。
そんなことを思っているあなたにおすすめの記事です。
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(この記事は3分くらいで読めます)
どうもこんにちは。
毎週1冊は新しい本を買って読んでいる
おけこと申します。
2014年に初版が出て、サラリーマンなどにもおすすめの本として度々紹介されている【エッセンシャル思考】
今回はこの本を読んでみた「感想、おすすめポイント、どんな人が読むと良いか、具体的に日常生活にどう活かすか」そのあたりを解説します。
また結論として「これからの時代を生きていく人には必須の思考」だと思いました。
まだ読んだことがない人は是非一度考え方を知る意味で読んでほしいと思います。
ざっくりとこんな内容が書かれています。
- エッセンシャル思考とは何か?
- エッセンシャル思考を実践する方法
簡単に説明します。
・エッセンシャル思考とは何か?
エッセンシャル思考のベースにある考え方は「より少なく、しかしより良く」これに集約されます。
不要なことを極限まで減らして、成果に繋がることに集中する。
ミニマリズムにも共通する思考法ですね。
・エッセンシャル思考を実践する方法
思考を理解した後で、実際にエッセンシャル思考を実践するためのアクションが書かれています。
僕たちは普段、気付かないうちにムダなことをやってしまっています。
それをシンプルに整理して効果を最大化する方法がいくつかの例をもとに書かれています。
基本的な流れを分かってもらった上で、僕自身が読んで思ったことをお伝えしていきます。
エッセンシャル思考の個人的な感想
まず気になっていると思うので最初にお答えします。
結論から言いますと
「これからの時代を生きていく全ての人(特に会社員)が読むべき本だと思います。」
理由は3つあります。
- 情報量が爆発的に増えて、整理をしないとパンクするから
- やるべきことが明確になるから
- 会社に依存しないで生きる思考が身に付くから
それぞれ簡単に説明します。
情報量が爆発的に増えて、整理をしないとパンクするから
1つ目は時代の変化とともに僕たちが「触れることの出来る情報量が増えすぎたから」です。
例えば江戸時代の生活を考えてみると瓦版が近況を知る手段でした。
罪人の顔が板に書かれているのを時代劇とかで見たことがあるかと思います。
市民が情報を得るにはそういった手段しか基本的にないので、最低限の情報しか入ってくることはありませんでした。
しかし現代はインターネットやSNSで常に世界中と繋がっています。
膨大な情報が毎日飛び交って、僕たちは知らぬ間に情報の渦に飲み込まれています。
本当に必要な情報はその中の1割くらいかもしれません。
エッセンシャル思考を身に着けることは、膨大な情報から本当に必要な情報を選び出す視点になります。
やるべきことが明確になるから
必要以上の情報に触れることで、僕たちはやるべきことが良く分からなくなってしまいます。
こんな感じで。
エッセンシャル思考を理解することは「本当にやるべき重要なことだけをやる」思考を身に着けることです。
色々やったはずなのに全く結果が出ないという状況を抜け出すきっかけになることでしょう。
仕事の出来る会社員になるから
僕も現在、サラリーマンとして働いています。ほぼ収入は本業のみ。
いわば会社からの給料に依存している状態です。
そのため明らかに理不尽なことを会社が言っていたとしても、反論出来ずに消耗してしまっている人も多いです。
しかしエッセンシャル思考を身に着けることで、本当に必要なことや物事の本質を把握する視点が身に付きます。
余計なことをしないで、成果に繋がることに集中できることで仕事でも成果が出せるようになります。
言いたいことを言っているのに一目置かれる存在になることが出来るでしょう。
ぶっちゃけ会社員として働いていて僕がいつも思うことは
「みんなムダなことをし過ぎ」ってことです。
他人の目線を気にしてやるべきことが出来ない状況を変えるきっかけにしてもらいたいですね。
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エッセンシャル思考のおすすめポイント
では次に個人的におすすめだと思ったポイントをお伝えしていきます。
読んだときに「おけこってやつがおすすめって言ってたな」と思いだしてもらえたら嬉しいです笑
僕のおすすめのポイントは3つです。
- 大多数のものは不要なことを知る
- サンクコストを克服する
- マルチフォーカスをやめる
大多数のものは不要である
「パレートの法則」を知っていますか?
これは「80:20の法則」とも呼ばれるもので「成果の80%は20%の努力に起因する」という法則です。
例えば
・会社の売上の80%は20%の得意先の売上が占めている
って感じです。
つまりほとんどのものは成果に結びついていないということになりますよね。
エッセンシャル思考を身に着けることは成果に繋がるものを見極める力を身に着けることに繋がります。
またこの本には出来る人ほど成功のパラドックスに陥りやすいとも書かれています。
出来る人は自分で全てのこなそうとしてしまうので、結果的にキャパオーバーになってしまうということです。
パレートの法則のようにほとんどの事は成果に繋がっていない事実を知ることはエッセンシャル思考を理解する第一歩になります。
サンクコストを克服する
サンクコストというのは簡単に言うと「もったいない」という感情と似ています。
せっかく高いお金を出して買ったのに、一度しか着てないから捨てるのがもったいないって感じです。
非エッセンシャル思考の人はこういった状況に陥りやすいです。
しかしエッセンシャル思考を身に着けることで「それが本当に必要なものか」の視点が身に付き、すっぱりと捨てることが出来るようになるという訳です。
マルチフォーカスをやめる
マルチタスクという言葉は聞いたことがある人もいるでしょう。
しかしこの本では「悪いのはマルチタスクではなくマルチフォーカスである」としています。
これは個人的に一番の発見でした!!
一度に色んなことをするのがマルチタスクですが、僕たちは日常的に違和感なくやっています。
例えば「音楽を聴きながら、本を読む」とか「歩きながらラジオを聞く」とかです。
別にそれによって本を読む効率が下がったり、歩くのが止まったりしないですよね?
これは複数のことを同時にやっていても集中している対象が1つだからです。
しかしマルチフォーカスは違います。
集中すべきことが複数同時進行しているせいで、結局どれにも集中できなくなります。
それを解決する方法として「やるべきことを書き出して優先順位を付ける」などのアクションが書かれています。
是非集中力が続かない、効率の良いやり方が知りたいと感じる人は見てほしいと思います。
エッセンシャル思考はどんな人におすすめ?
では具体的にどんな人が読むべきなのでしょうか?
僕が考えるのは
- 毎日仕事が終わらないサラリーマン
- やりたいことが沢山ある学生
- 効率化を図りたい主婦
このあたりの人達ですね。
特にサラリーマンは劇的に仕事の質が変わるので是非読んでほしいと思います。
まとめ
今回はミニマリズムにも通ずる考え方【エッセンシャル思考】についてお伝えしました。
まとめるとこんな感じです。
- エッセンシャル思考とは「より少なく、しかしより良く」という考え方
- 膨大な情報から必要な情報だけを選択する必要がある
- 身に着けることで生産性が爆発的に向上する
僕たちは毎日膨大な情報にさらされています。
自分に必要な情報を選び取って生産性を上げていってほしいと思います。
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