なんか最近話題の「転職と副業のかけ算」って評判どんな感じなんだろう。
1500円くらいするし買う価値ってあるのかな?あらすじだけでも知りたいな~
そんなあなたにおすすめの記事です。
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(この記事は4~5分くらいで読めます)
どうもこんにちは。
ブログのやり過ぎで腱鞘炎になりそうな
おけこと申します。
扶桑社からmotoさん著の「転職と副業のかけ算」が出版されましたね。
元々motoさんのことは知らなかったのですが、たまたまYouTubeで取り上げている人がいたので買ってみました。
僕自身、31歳のサラリーマンブロガーの端くれとして副業を頑張っている毎日でございますので非常に興味深い内容でした。
結論から言って買う価値は十分あります!
購入を検討中の方は是非参考にしてみて下さい。
【サラリーマン必読】転職と副業のかけ算の評判・レビュー、おすすめポイント
2019年8月9日に初版が発行され、発売1週間で3万部を突破した本書「転職と副業のかけ算」
その著者であるmotoさんはTwitterやVoicyなどのSNSで数万人のフォロワーを持つ転職・副業界隈のサラリーマンインフルエンサーです。
話題になっているのは知っているけど、実際に買う価値があるのか?
評判はどうなのか?
内容をざっくりでも知ってから買いたい。
そんな風に思っているあなたに、月間10冊の本をスキマ時間に読んでいる僕から見た感想・レビューもお伝えしていこうと思います。
転職と副業のかけ算の著者motoさんについて
ご存知の方もいらっしゃると思うので軽くご説明します。
Twitterで現在6.8万人のフォロワーを持つmotoさん。
リクルートを含む5社を渡り歩いたサラリーマンで、転職を行うたびに年収やキャリアアップを成功させています。
とある会社の社長が競合他社をディスる発言ばかりしていたんだけど、つい最近、倒産寸前まで追い込まれたらしい。彼は競合他社の批判に夢中だったみたいだけど、向き合うべきは顧客よね。競合他社をけなしても自社の利益にはならないから、他社のいいところを見て自社の利益を伸ばす努力をすべきよね。
— moto (@moto_recruit) November 6, 2019
副業も同時にやりながらトータル年収を伸ばし続けていて、現在では年収5000万円(本業1000万円、副業4000万円)を得ているサラリーマン。
会社に依存せずに個人で稼ぐ力についてTwitterなどでも発信されています。
転職と副業のかけ算の評判は?買う価値はあるの?
「せっかく1500円くらい出すんだし、買う価値があるか見極めてから買いたいな」
そんな風に思う人もいるでしょう。
その気持ちめっちゃ分かります!
僕も大体本を買う時はYouTuberの人の紹介動画を見たりとかして、自分の中でイメージを作ってから買うようにしています。
では実際にどんな評判があるのかいくつか見ていきましょう。
ちなみにAmazonのカスタマーレビューは66件ついていて評価4.4です。 (内訳:星5つ74%、星4つ10%、星3つ9%、星2つ1%、星1つ6%)
転職と副業のかけ算の評判・レビュー星4~5
・転職本としても副業本としても各々が一冊分以上の濃密さ!
骨太かつロジカルなストーリーでぐいぐい読ませる。
転職パートだけでも再現性の高いノウハウ詰まってて、これだけで一冊になる濃さなのに、副業パートもmotoさんの独自メソッド満載で、二冊分以上の価値を感じました!
・サラリーマンの働き方のススメ
サラリーマンで将来に不安のある人に一読を勧める。
収入を増やす方法を転職と副業で実現した著者の働き方への考えを学べる。若いサラリーマンが対象になっているかもしれないが、50代のサラリーマンにも参考になる内容が見つけられると思う。
今後は人生は長く、リタイアして年金暮らしは実質厳しい環境となる中で、いくつになっても自分で稼げる手段を手に入れないと。
・転職に限らず活用できる考え方
転職のノウハウではなく、考え方や心構えの部分の話です。
市場価値を考えて行動せよ、仕事は背伸びして未経験のことでも手を挙げてみるといった目から鱗のmotoさんならではの知見がつまっており、読んでよかったと思います。転職を考えている人だけでなく、就活生や現在仕事が上手くいってないかたにもオススメの一冊です。
転職と副業のかけ算の評判・レビュー星1~2
・生涯年収命
世の中を俯瞰して見る力のある方ですが、その能力を少しでも社会貢献や社会問題の解決に使っていただきたい。同僚がこんな感じの人だったら、仕事ができてもいつ辞めるかわからないし、信頼関係が結べないでしょう。
また副業はコンテンツ配信なんですね。もう少し実務的なヒントが得られると思いましたが期待はずれでした。
・違和感あり
以前から著者のファンで本書を購入しました。
Voicyと重複する内容が多かったですが、2段階くらい堀り下げて解説されているのでファンの方も楽しめる一冊になっていると思います。
肝心の内容については、読み進めるにつれ違和感が大きくなり、読後感はあまり良いものではありませんでした。
・これって情報商材じゃないのかな
帰省した際に地元の友達が絶賛していたので、普段は読まないジャンルですが購入してみました。
内容自体はいたって普通で、目新しさはなく、なぜここまで人気になっているのかは不思議でしたが、SNSでの人気に支えられているということでしょうか。
私が変だなというか、悪質だなと感じたのは短大卒でもキャリアを積んで年収1000万、副業で4000万ということをキャッチコピーとして使っているにもかかわらず、著者の実名はおろか勤務先もリクルート以外は示されていません。また、副業の4000万の具体的な内訳(ブログの閲覧数がどのくらいでどれだけ売り上げがあるのか等)もなかったので、数年前に問題になったアフィリエイトの情報商材と同じじゃないかという印象を持ってしまいました。内容も実体験ではなく、ネットから拾ったんじゃないかと思うくらいに。
最後に副業を勧めるブログを副業として、それを成功体験として紹介していることはなかなか皮肉が効いていると個人的には思いました。
転職と副業のかけ算の個人的な感想
色々な意見があると思いますが感じ方は個人の自由なので仕方がないですね。
個人的な感想としてはノウハウ本ではなく、思考の本質を得られる本だと感じました。
正直他の記事やら、Twitterでの評判やらを見て賛否両論あるのは知ってますが、あくまで僕の感想は「買う価値は十分にある!」です。
何故ならこれからのサラリーマンの生き方を体現している方が書いている内容で学びが多いからです。
例えば、
- キャリアアップを狙う転職は軸をずらすべき
- 経営者視点を持つ
- 副業選びの基準
などこれからの時代に確実に役立つ内容がたくさん書かれています。
もちろんmotoさんのように本業で1000万、副業で4000万という年収を稼げるのか?と言われればぶっちゃけほとんどの人は厳しいでしょう笑
そもそも別にこの本自体が年収5000万円稼げますよ~って本じゃないですしね。
しかしこれからの時代に会社員がどんなスタンスで仕事を行うべきか、その方向性を掴むことは出来ると思うので僕は20代、30代くらいの人は読んだ方が良い本だと思います。
情報商材って正直伝えてる内容にそこまで差はないものです。
何を言っているかよりも誰が言っているか。
自分が信頼出来そうだなと思えば買えばいいし、うさんくさいと思ったならやめればいい。
転職と副業のかけ算はどんな内容?ざっくりとあらすじをご説明
と言いたいところですがざっくりとだけお伝えします。
まず大まかな流れを本の目次から抜粋しますね。
- ①サラリーマンが本当の安定を手に入れるには
- ②幼少期から1社目を選ぶまで
- ③成果を上げる働き方
- ④キャリアアップするための転職術
- ⑤副業について
- ⑥生涯年収を上げる生き方
こんな感じで展開していきます。
詳しい内容は本書を見て頂ければと思いますが、実体験に基づいて書かれているので情景が目に浮かんでとても楽しく読むことが出来ました。
読み始めて2日で読み終わりましたよ~
転職と副業のかけ算の個人的おすすめポイントを紹介
次に僕がこの本を読んで「面白い!」「勉強になるわ~」
って感じた部分について5つお伝えしようと思います。
読書の楽しさって自分なりのおすすめポイントを発見して誰かに伝える時だと思うんですよね!
あんまり言っちゃうとつまんなくなっちゃうので5つにとどめますね笑
- ①1社目に大企業を蹴って地方ホームセンターに就職
- ②企業を成長させる視点を持つ
- ③看板のない自分に出来ることを考える
- ④自分の市場価値を把握する
- ⑤軸ずらし転職
それぞれ簡単に説明します。
転職と副業のかけ算のおすすめポイント①1社目に大企業を蹴って地方ホームセンターに就職
短大を卒業して1社目にmotoさんが勤めたのは地方のホームセンターでした。
学歴がないから大企業に就職出来なくて?それが違うんです。
大企業からの内定を蹴ってホームセンターに就職したのは、実績を付けて転職でのし上がっていくためだったらしいです。
大企業だと有名大学からのキャリア組も多く、学歴で不利になる可能性があったので、実績を付けて転職をすることでそのリスクを回避するという意図があったみたいです。
転職と副業のかけ算のおすすめポイント②企業を成長させる視点を持つ
リクルートに転職したときに上司から得た考え方のようです。
本当の意味でどこでも活躍できる人材とは入った企業を成長させることが出来る人材だと教わって、今までの自己中心的な考えを反省したみたいです。
自分が行きたい場所を見つけてそこで最大限の力を発揮することでその企業を成長させることが出来ればお互いハッピーですよね。
転職と副業のかけ算のおすすめポイント③看板のない自分に出来ることを考える
これは僕自身、常に意識をしていたことでもありますが具体的に
「転職というマーケット」で自分という商品がいくらで売れるのか。
それを定期的に確認することは非常に重要なことだと感じました。
会社の看板が無くなったときに自分の本当の市場価値が分かりますね。
転職と副業のかけ算のおすすめポイント⑤軸ずらし転職
この本を買った最大のメリットはこの考え方を知れたことですね。
転職を考える時に多くの人は同じ業界、職種の競合他社を選んだり、または今までと全く業界も職種も違うものを選んでしまいがちです。
でもキャリアアップに大切なのは同じ職種で業界をずらすといった「軸ずらし転職」だと書かれていました。
例えば営業を僕のようにアパレル業界でやっている人なら、営業と言う職種は変えずにIT業界に転職するという感じ。
こうすると今までの業界だと飽和していた需要も、違う業界だと求められているという状態が起こるとのことでした。これは面白いですよね。
これはこれから転職を考える人は知っておくべき知識だと思います。
僕が本書を読んで重要だと思ったポイントは以上の通りです。
是非本書を読む際は「おけこってやつがこんなこと言ってたな」ってのを頭の片隅に入れて頂けるとすごーく嬉しいです。
まとめ
今回は令和時代のサラリーマン必読の書「転職と副業のかけ算」について感想やレビューをお伝えしました。
これからの時代はサラリーマンも変化が求められます。 是非、本書を読んで今後のキャリアアップや充実した人生に生かしていってほしいと思います。
僕も早速転職エージェントに登録してきます!笑