「書籍レビュー」俺か、俺以外か。ローランドという生き方 

どうもこんにちは☀️

おけこと申します。

ところでみなさん本って読みますか?

僕は半年前くらいまでは活字の本をほとんど読まない人間でした。

マンガばかりでしたよ、、、

でも何かのタイミングで「よし、本を読む人になろう!」

と決めてから一か月10冊以上のペースで猛烈に読むようになりました。

結果、本にはマンガとは違う楽しさがあることに気付かされ、

最近も気になった本があれば読むようにしています。

今回は僕が最近一番気になっていた

「俺か、俺以外か。ローランドという生き方」について

僕なりの解説と感想をお伝えしようと思います。

1.ローランドついて

そもそもROLANDさんの事を知っていますか?

現代ホスト界の帝王と呼ばれホスト界に数々の伝説を残した人で、

現在はホストを引退され実業家として活動されています。

彼の事をこの章では少しだけご紹介するとします。 

高校時代までサッカーに明け暮れ、本気でプロを目指して

帝京高校で頑張っていたようだが全国選手権予選の決勝で敗れて

プロになる夢をきっぱり捨てた。

夢が破れて無気力状態になりながらも、先生と両親に勧められ

推薦で大学に入学することになる。

しかし入学式を終えて数日経った日に

「ここは俺の居場所じゃない!」

と実感して大学をやめる決意をする。

そして幼少の頃にテレビ番組で見たホストという仕事に

命を懸けることを決める。

周囲の反対を押し切っての決断だった。

さいころから人と同じことをせずに自らの道を歩むタイプであった彼。

誰かに決められた人生を歩むことは出来ないと決めたのはもしかしたら自然だったのかもしれない。

ホストで夢を掴むと決めたローランドはホスト業界のメッカ

新宿歌舞伎町でホストの道をスタートさせる。

下積み時代は一日の食事がコンビニのパン1つという極貧の状況だったが、

だんだんと指名客が増えてやがて店のNo.1に輝くこととなる。

そこからは右肩上がりに業績を伸ばし、ホスト業界最年少記録を

いくつも塗り替えていく。

そして人気・実力ともに絶頂の2018年12月末、現役ホストとしての

人生に幕を閉じるのである。

そこからは最初に書いた実業家の道に進んでいる。

こんな人である。

現在26歳、驚きですね。

ちなみにそんな彼が放つ言葉は度々話題となり、ローランド語録として

バラエティ番組などでも取り上げられているほどです。

今回の記事では彼の名言になぞってこの本の解説をしていこうと思います。

2.生き方の哲学

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人一倍こだわりの強い男、それがローランドという人間でしょう。

サッカーに本気で打ち込んだ姿からも想像できるように、

「やるからにはNo.1を目指す!」

というのが彼のモットー。

若いころはその思いが周囲と合わずにトラブルになることもあったという。

今はそれだとダメなんだ、と理解したようで人に強要することは

なくなったみたいです笑

しかしまあそんなこだわりの強いローランドさんなので、

生き方に関しても人一倍強い思いを持っています。

是非実際に本を手に取ってほしいので全てをお伝えすることはしませんが、

代表的なもの(名言)を一部ご紹介していきます。

①世の中には2種類の男しかいない。俺か、俺以外か」

この本のタイトルにもなっている彼の最も有名な言葉でしょう。

さいころから自分を特別な存在だと感じていたという彼。

学生時代からこのセリフは言っていたそう笑

こんなこと言っている同級生いたらちょっとイラッとしそうだな、、、笑

彼は人生で何かを成し遂げるには特別な存在である必要があると感じたと

大人になってから気づいたようですが、潜在的に幼少期から

そういった意識があったのでしょうね。恐ろしいです。

きつくても、つらくても、どんな犠牲を払ってでも、唯一無二の「俺」でいたい

と本の中にも書いてあります。

そこから生まれた言葉が「俺か、俺以外か」なんですね。

②100人が100人ダメと言っても、その100人全員が間違えているかもしれないじゃないか

特に日本人にはグサッとくる言葉じゃないでしょうか?

多数決の原理、多ければ正しいという思考になりがちな我々日本人には

中々ここまではっきりと判断できる人は多くないと思います。

彼がホストになった入店初日。

「歴史を塗り替える伝説のホストになる」

と啖呵を切った彼に対して、100人中100人が出来ないといったそう。

そのようなことは何度もあったようだが、その度に彼は

「その100人全員が間違えている」

と思い自分の道を信じ続けた。

数年後彼は結果でそれを示した。ホスト業界でそのことを示した彼は

新たに実業家としての道を進むことを選ぶのである。

そう、世間の人100人が「ホストには無理だ」と言っているのを

間違いだと証明するために。

彼の人生における哲学は「自分の道はあくまで自分で選ぶもの」

というスタンスなのである。

3.美意識

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ブロンドのロングヘアがトレードマークの彼。

髪には相当のこだわりがあり、ヘアケアの商品を自分で作ってしまうほど。

そんな彼は自分に対しての美意識はもちろん、仕事道具に対しても

美しさを常に追求する。

靴磨きを毎日欠かさずにするというローランド。

「良い靴は良い場所へ連れて行ってくれる」という諺があるが、

「俺が良い靴を良いところへ連れて行ってやる」という意気込みで

毎日靴を磨いているらしい。

こうした自分自身や物に対する美意識は仕事の中にも反映されていて、

掃除などは一番几帳面に行うとのこと。

一流のプロとはやはりモノやヒトを大事にするものだ。

ローランド流の愛情がそこには見て取れる。

4.ユーモア

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ここまで内容を読んだあなたはローランドに対してどのような印象を持った

だろうか?

すごいのは分かったけど完璧主義の何だかいけ好かないやつと思っては

いないだろうか。僕だったら少しそう思うかもしれない。

事実僕が彼の事を最も尊敬しているのはストイックさや美意識

といった部分以外の所かもしれないからである。

ローランド語録と最初の方で書いたが、

聞かれた質問やその場の状況を捉えて的確かつユーモラスな返しが出来ること

僕は本当に尊敬している。

ここも一部をご紹介しよう。

①ローランドが下を向くのは、出勤時に靴を履くときだけさ

そんなわけない。

でも彼が言うとそうなのかもしれない、ってクスッと笑ってしまう。

落ち込むことはないんですか?という質問に対しての答えだが

ただ単に「ない」と答えるよりも数倍印象に残る。

②歴史なんて勉強するもんじゃないね、作るものだから

学生時代の世界史の授業中に先生に態度の悪さを指摘され、

それに返した言葉のようだ。

今となってはさすがローランド!と思うが、

当時の歴史の先生はさぞ怒り狂ったことだろう。

③そうですか?産院で処女を探すくらい難しいと思いますがね。せいぜい頑張ってください

昔所属していた店舗の新オーナーにクビを宣言され、

「お前より良いホストは歌舞伎町にたくさいいる」

と言われたときに返した言葉。

この状況でこの例えが出てくるってマジで天才だわ。

伝えたいメッセージは多くの人と同じでも、彼の言葉のチョイスには

天才的な才能を感じる。

高校時代に磨かれたというが中々こうはなれないと思う。

まとめ

いかがでしたか?

初の書評ということで、何だか分からないけど口調が変わりましたが笑

ホスト業界ってどうしても色眼鏡で見てしまいがちな部分があるかと思います。

ローランドはそれを十分に理解したうえでホストの可能性を

世間にもっと伝えようとしています。

今回の記事で少しでも興味を持った方は是非彼の著書を読んでみて下さい。

ではまた!

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

 

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

 

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